夢の中にある現実
コンサートは夢の中
普段の生活は現実
みんながそう言う
あたしのだいすきだったあの人も
いつもそう言った
あたしは逆
普段は頭の中であの人を独り占めして夢の中
コンサートではあたしは6万分のひとり
あの人が近くに来るのは3時間分の3秒くらい
運が良ければこっちを見る
あの人はあたしを見ない
うちわも見ないときもある
これが現実
コンサートは現実を突きつけられる場所
夢の中なんかじゃない
それでも幸せでした
とっても幸せでした
その綺麗な指先があたしの方を指す
奇跡みたいな瞬間
ずっと忘れない
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